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平成28年6月13日の市長室

市長提案理由説明書

 

   本日ここに,平成28年土佐清水市議会定例会6月会議の開催に当たり,市政の課題等につきまして,所信の一端を申し述べますとともに,平成28年度土佐清水市一般会計補正予算(第2号)をはじめとする議案等について御説明申し上げ,議員の皆様及び市民の皆様に御理解と御協力をお願いいたします。

   第16代土佐清水市長に就任し早いもので3年が過ぎ,残すところあと一年を切りました。
   これまでも幾度となく申し述べさせていただきましたが,私は,「子どもは宝」「若者は希望」「お年寄りは誇り」「命を守る」「絆は力」,この5つを基本施策に据え,8つの重点課題,そして32項目にわたる政策を公約として掲げ,市政発展に向け取り組んでまいりました。あらためて,この3年間を振り返りながら,その成果及び取組状況につきまして御報告させていただきます。
  まず,「子どもは宝」子育て・教育環境の充実につきましては,ハード面では,清水小学校の改築にとりかかるとともに,保育所の高台移転を実現することができました。ソフト面では,県下の自治体に先駆けて,小中学生の生活習慣病健診の実施や,歯科衛生士の配置による口腔衛生指導の充実など,保護者を含めた家族との健康への意識向上を図りました。さらに,学校給食につきましては,市内の全小中学校においてセンター方式により,平成30年度から本格実施するという道筋をつけることができました。また,新生児への紙おむつ等の支援,第3子以降の保育料の完全無料化の実施のほか,奨学資金制度では,清水高校と関西学院大学及び土佐清水市との3者で,相互交流に関する連携協定を締結するなど,更なる制度の充実に繋がるものとなりましたが,今後におきましても,「ふるさと土佐清水市」を誇りに想う,豊かな人間性を育む取組を進めてまいります。
   二点目の「若者は希望」基幹産業の復興による雇用創出につきましては,既存の第三セクターを再編し,本年1月に土佐清水ホールディングス株式会社を設立し,本市が抱える産業課題の解消と産業全体の活性化が図られるよう取り組んでいるところです。その他にも集落営農の推進,林業活性化のための市内産木材利用補助制度の創設,貸付金制度による魚価安定対策など,一次産業の振興にも積極的に取り組んでまいりました。本市の戦略産業として位置付けた観光業では,新たな取組としてインバウンド観光を推進した結果,本市を訪れる外国人観光客は年々増加し,平成27年度は年間4,000人を超え,今後も更に増加するものと思われます。本年3月には台湾の台北城市科技大学とインターンシップ協定を締結するなど,今後も外国人観光客の受入態勢の強化を図ってまいります。また,来年度の日本ジオパークの認定に向けた取組も加速させるとともに,ジョン万次郎大河ドラマ化の実現,さらには新足摺海洋館や国立公園ビジターセンターの新設による観光振興策にも,引き続き積極的に官民協働で取り組んでまいります。
   次に,三点目の「お年寄りは誇り」高齢者の生きがいづくりと地域で安心して暮らせる仕組みづくりでは,いきいきサロンなど高齢者の生きがいづくり事業の実施や,宅配・訪問販売事業の支援などを継続して実施してまいりました。特に,介護予防拠点整備事業を積極的に導入し,集会所等の整備を行ったほか,介護予防日常生活支援総合事業を県内市町村に先駆けて実施しているところです。今後におきましても,常に高齢者の動向に注視しつつ,介護需要等を的確に把握し,医療・介護・福祉そして生活支援などの充実に取り組んでまいります。
   四点目の「命を守る」南海地震に備え,集中的な対策の推進につきましては,市長就任後直ちに危機管理課を設置し,各地域で防災地区懇談会を開催するなど,防災意識の啓発に取り組んだほか,津波避難タワーや防災拠点施設整備等の基盤整備に優先的かつ重点的に予算を投入してまいりました。懸案事項の市街地バイパス高台ルートの開通につきましては,緊急輸送道路である国道321号の機能確保と防災対策の観点から,事あるごとに国・県への要望活動を行うとともに,まちづくり対策課で「まちづくり検討委員会」を組織し,防災に強いまちづくりの在り方について協議・検討をはじめたところです。
   最後に五点目の「絆は力」市民と市役所の絆を深め,市民の声を市政に活かし活気あふれる「まちづくり」を推進するため,昨年,住民座談会と若者を中心に「清水の将来を考える会」を実施し,市民の皆様から様々な御意見をいただいたうえで,住民基本条例を制定することができました。この条例は「市民みんなでまちづくりをすすめる」という意味で,名称を「土佐清水市みんなでまちづくり条例」と定めています。市民と行政が真に協働するまちづくりをすすめ,このすばらしい土佐清水市を将来にわたって引き継いでいけるよう,適正に運用してまいります。
   以上,公約として掲げました32項目のうち28項目が実施済み又は実施中,あるいは実施に向け検討中であり,率にして約9割の公約が実現できる見通しであります。
   本年度は第16代土佐清水市長として総仕上げの1年となりますが,あらためて初心に立ち返り,今後も市民のために職務を遂行していく覚悟でございますので,何とぞ御理解・御協力をよろしくお願い申し上げます。

   次に,本市が業務連携協定を締結した「株式会社ワールドワン」が経営する居酒屋「土佐清水ワールド」が,昨年6月に神戸市三宮にオープンして1年を迎えました。
   先日は,河野社長とスタッフの方々が来高され,私を含め本市の関係者とともに高知県庁・尾﨑知事を表敬訪問し,これまでの取組や今後の事業展開について報告したところです。
   御承知のとおり,この店では食材の多くを土佐清水市産のものを利用いただいているほか,飲食だけではなくアンテナショップの機能も有しており,物産販売や観光PRなど,本市の情報発信に大きく貢献していただいでいるところです。開店以来業績も好調で,昨年9月には2号店がオープンし,さらに来月7日には3号店がオープンすることとなりました。3号店では店舗内に活魚水槽を置き,本市から活魚車で「清水さば」を直送し,水槽で泳ぐ「土佐の清水さば」をメインとしたこれまでにない斬新な店舗となるようです。この「土佐清水ワールド」を関西での情報発信拠点として位置付け,これからも連携を強化するとともに,本市といたしましても,できる限りの支援を行いたいと考えております。関西方面にお出かけの際には,是非お立ち寄りください。

   続きまして,平成27年度の決算状況につきまして,御報告させていただきます。一般会計は歳入総額110億4,455万円余り,歳出総額108億8,233万円余りで,歳入歳出を差し引きした形式収支は,1億6,222万円余りの黒字となり,翌年度繰越財源を除いた実質収支は,1億4,158万円余りの黒字決算となりました。なお平成17年度に特定目的基金の地域福祉基金を6,500万円取り崩して運用していましたが,10年を経過したことから,同基金条例の運用基準に基づき,平成27年度の決算で同基金に戻し入れを行ったうえでの決算となっております。
   特別会計では,国民健康保険事業におきまして,7,510万円余りの赤字決算となり,平成28年度予算から繰上充用により対応いたしました。指定介護老人福祉施設事業は基金を取り崩し,再生可能エネルギー事業は6,300万円余りを基金に積立てました。その他の特別会計は,黒字決算となっております。
   この結果,平成27年度末の基金残高は,特別会計及び特定目的基金を含め22億9,782万円余りとなったところであります。

   次に,御寄附の報告をさせていただきます。
   高知市の株式会社相愛(そうあい)様から,災害時の用水確保のため,10年前に益野小学校と下川口中学校にそれぞれ手押しポンプを設置していただきましたが,老朽化に伴い,この度再度ステンレス製手押しポンプ2台を寄贈いただきました。目的に沿って,大切に使わせていただきます。
   市内三崎浦(いぬい)(いさお) 様からは,消防・救急業務に役立ててほしいとカラーコピー機1台を寄贈いただきました。目的に沿って,消防本部で大切に使わせていただきます。
   また「ふるさと元気寄附」といたしまして,平成27年度合計で,93名の方々から416万円余りの御寄附をいただきました。目的に沿って有効に活用させていただきます。
   以上,この場をお借りしまして厚く感謝申し上げます。

   それでは,御提案申し上げました各案件につきまして,御説明申し上げます。

   報告第11号は,平成27年度土佐清水市指定介護老人福祉施設事業特別会計におきまして,利用料収入が減額となり,その補填のため基金からの繰入金を増額する補正予算案で,地方自治法第180条第1項の規定に基づき,平成28年3月31日に専決処分した報告であります。
   本来であれば,先の4月会議で専決処分の報告を行うべきでしたが,会計全体の歳出総額の確定が5月上旬であったため,それまで基金取り崩し額を確定できなかったことにより,本会議での報告となったものであります。

   報告第12号は,遅延損害金につきまして,金額が100万円未満のため,地方自治法第180条第1項の規定に基づき,平成28年4月28日に専決処分した報告であります。

   報告第13号は,市営住宅使用料の未納分の支払督促の申立てについて,相手方から異議申し立てがあり,通常訴訟の手続きに移行したため,訴えの提起について平成28年4月28日に専決処分した報告であります。

   議案第45号は,平成28年度予算にかかる補正予算であります。
   一般会計補正予算(第2号)として,窪津小学校校舎等一部解体工事費2,530万円など,子育て・教育環境の充実に計4,034万9千円,土佐清水市空き店舗対策事業費補助金50万円など,基幹産業の復興と雇用対策関連で計152万3千円,消防コミュニティ助成事業交付金122万9千円など,南海地震・津波対策関連で計204万9千円,ふるさと元気寄附金推進事業3,583万1千円など,活気あふれるまちづくり関連で計4,300万5千円を計上しております。この他にも,下ノ加江橋橋梁(かけ)(かえ)業務委託5,000万円などを含めまして,歳入歳出それぞれ合計1億6,431万5千円を補正計上し,一般会計予算総額は118億9,731万5千円となります。

   議案第46号は,市内小中学校の施設整備の財源として活用可能な基金を設置するため,新たに基金条例を制定するものであります。

   議案第47号は,国の基準及び法改正に伴い,保育士の配置及び資格要件等について関連する条例の一部を改正するものであります。

   議案第48号は,浦尻運動公園テニス場につきまして,現在夜間の利用者がいないため,土佐清水市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の夜間照明施設に係る項目を削除するものであります。

   議案第49号は,新築される中央公民館の位置変更と施設使用料等の見直し,それに伴う減免・還付制度につきまして,土佐清水市立中央公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するものであります。

   議案第50号は,平成27年10月会議におきまして,工事請負契約の締結に際し議決をいただき,現在施工中の土佐清水市立中央公民館新築工事(建築主体工事)につきまして,250万円以上の請負額の変更が生じたことにより,議会の議決を求めるものであります。

   議案第51号は,県が実施する県道足摺岬公園線防災・安全交付金工事におきまして,窪津小学校の校舎の一部とプールを解体し,県へ道路用地として売却するにあたり,予定価格2,000万円以上の財産処分となるため,議会の議決を求めるものであります。

   以上をもちまして,議案提出に当たっての私からの説明を終わらせていただきます。なお,細部につきましては,所管課長から説明をいたしますので,何とぞ御審議の上,適切な議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 


平成28年6月13日
土佐清水市長 泥谷光信

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