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市長
高知県土佐清水市長
泥谷 光信(ひじや みつのぶ)
 

市長提案理由説明書

本日ここに,平成29年土佐清水市議会定例会6月会議の開催に当たり,市政の課題等につきまして,所信の一端を申し述べますとともに,平成29年度土佐清水市一般会計補正予算(第2号)をはじめとする議案等について御説明申し上げ,議員の皆様及び市民の皆様に御理解と御協力をお願い申し上げます。

先の市長選挙におきまして,多くの市民の皆様から力強い御支援・御支持を賜り,第17代土佐清水市長として,市政の舵取り役を担わせていただくことになりました。
その新たなスタートに当たり,まず1期4年間にわたる皆様方の御厚情に対し,衷心より感謝申し上げますとともに,これまでと変わらぬ御支援・御協力を賜りますよう,重ねてお願いいたします。

さて,今回の市長選においては,市民の皆様に1期4年間の成果や取組状況について御説明した上で,これからの4年間の基本政策をまとめ,その公約の実現に向け,全力で取り組んでいくことをお約束したところです。

5つの基本政策のうち,まず,「子どもは宝」子育て・教育環境の充実につきましては,これまでの取組を更に進め,現在,中学校卒業までになっております医療費無料化を高校卒業までに,また,第3子以降の保育料無料化を第2子以降にするなど,既存事業の拡充や学校給食実施に合わせ,地産地消や食育の取組を行い,ふるさと「土佐清水市」を誇りに思う心豊かな人間性を育むための取組を進めてまいります。

次に「若者は希望」についてであります。これまでも本市の基幹産業であります農林漁業・観光業の復興と若者の雇用対策に積極的に取り組んでまいりました。
現在,進められている竜串地域の再開発事業につきましては,今会議にも関連議案を提出しているところでございますが,国,県とも連携しながら,地域が元気になる最も効果的な事業展開を図ってまいります。
また,「土佐清水ワールド」を核とした地産外商の推進につきましては,地元食材の提供等に,本市の若い経営者や生産者たちが連携して取り組み,このたび,7月12日に神戸・元町に「土佐清水ワールド」の4号店がオープンされる運びとなりました。更に,7月26日には関東に初進出となる東京・上野店,来年6月には東京・新橋店が相次いでオープンする予定であり,「土佐清水ワールド 幡多バル」についても,本年9月には東京・西新宿店,10月には高知・帯屋町店がオープン予定というスケジュールで進んでおり,今後もこれまで以上に「株式会社ワールド・ワン」との連携により,「土佐清水ワールド」を核とした地産外商を推進してまいります。

三点目の「お年寄りは誇り」につきましても,高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていける仕組みをつくるために,認知症施策や在宅医療・介護連携の推進,介護予防拠点施設の整備をはじめ,いきいきサロンの活発化とボランティアスタッフの育成,更には生活指導・相談・安否確認など共生型サービスの充実を図ります。

四点目の施策「命を守る」では,喫緊の課題である南海地震・津波対策のため,国・県の補助金はもとより,優良債を積極的に活用し,ハード整備を進めてまいりましたが,今後につきましても,防災拠点施設の活用や,自主防災組織の充実強化を行うなど,命を守り,命をつなぐための防災対策を強力に進めてまいります。
そして最後に五点目の「絆は力」につきましては,市民の情報格差を是正するため,市内全域に光ファイバ提供エリアを拡大し,インターネット環境の整備を行ってまいります。
そして,これまで以上に市役所と地域・市民との絆を深め,活気あふれる「まちづくり」をめざし,市民の皆様の声を市政にいかすよう職員が一丸となって取り組んでまいります。

こうした5つの基本政策をもとにして,具体的な公約を掲げ,あわせて,これまでの4年間の市政運営を市民の皆様に評価していただいた結果が再選された要因であると考えており,進み始めた産業,観光振興の取組,過疎・少子高齢化への取組などの流れを,止めることなく,更に歩みを進めて欲しいとの願いの表れであったと重く受け止めております。その期待に沿えるよう,市民の皆様にお約束した公約は誠実に,着実に実行してまいります。
どうか,議員各位の御理解・御協力を心よりお願い申し上げます。

さて,地域を盛り上げようと始まった下川口地区集落活動センターの取組の一環として,「下川口家の直販市」がゴールデンウィーク中の5月4日に下川口漁港で開催されました。実行委員会のメンバーは,この日のために何回も会を重ねながら準備を進め,当日は,時折,強い雨が降る中ではありましたが,下川口地区以外の方々や,また,連休中に帰省されていた方々にもたくさん訪れていただき,大盛況のイベントとなりました。用意した商品が早々に売り切れになる店もでるなど,出店された皆様からも嬉しい悲鳴がでておりました。
この取組を契機にして,集落活動センター設立に向け,地域の皆様とともに,益々地域が元気になる取組を推進してまいりたいと思います。

次に,土佐清水ジオパーク構想の日本ジオパーク認定についてであります。
4月に日本ジオパークネットワーク新規加盟申請書を提出し,5月21日に千葉市の幕張メッセでプレゼンテーションに臨みました。市長選挙のため,土佐清水ジオパーク推進協議会会長である私が出席出来ないという状況の中,副会長である仲田議長を中心に,ジオパーク推進協議会のメンバーが,ジオパークにおける活動内容や,本市の魅力を最大限に伝えアピールをしたところですが,今回は認定が見送られ,現地審査に進むことができず,残念な結果となりました。
この結果を真摯に受け止めながらも,指摘された課題や助言について再度整理・検証を行い,6月16日には推進協議会臨時総会を開催し,経過を報告したうえで,改めて認定に向けて取組を強めてまいります。
御承知の通り,日本ジオパーク認定には,地域が一体となった取組が必要不可欠でありますので,議員各位をはじめ市民の皆様にも是非,認定に向けた取組に更なる御支援,御協力をお願いいたします。

続いて,「全国防災キャラバン2017 in土佐清水市」について御報告いたします。
NHK厚生文化事業団では,全国どこでも起きる可能性のある災害,特に高齢者・障がい者・子どもなど「災害弱者」の命をどう守るのか。インクルーシブ防災の考えに沿って,命を守るノウハウを全国で蓄積し,普及させることを目的に「防災キャラバン」を全国で初めて開催します。
今回,その取組のモデル地区として,高知県土佐清水市を最初に選んでいただきましたが,その概要は,「一人の犠牲者も出さない世界に誇れる土佐清水市を!」というテーマを掲げ,小学校から高校までの防災教育と地域の防災計画を融合させ,地域全体の防災力を高めるというものです。
このキャラバンにつきましては,慶應義塾大学大 大木(おおき)聖子(さとこ )准教授の主宰する大木(おおき)聖子(さとこ )研究室が定期的にサポートして,地域住民をはじめ高齢者・障がい者の声を取り入れながら,いざというときに役立つ力を身に着ける,その取組を「防災キャラバン第1回」として,全国のモデルとして発表するものです。
6月5日に市民文化会館で開催された「中高生で考える防災パネルディスカッション」の中でも,南海地震の被災状況を清水中学生が物語化した「防災小説」が発表されたところですが,このキャラバンが具体的に目指すものとして,小学校・中学校・高校においては,災害時に何が起こるかを考える「防災小説」の作成やパネルディスカッション,清水中学校を避難所にした運営訓練などを通じ,自ら考え行動する力を高めていくことを目指し,地域住民においては,防災アンケートや避難所訓練への参加などを通じて地域住民,特に高齢者・障がい者と子どもたちの連携を深め,いざというときに役立てることを目指していきます。
また,慶應義塾大学・大木(おおき)聖子(さとこ )研究室は,地域の防災計画づくりに参加することで,普段の研究成果を実践し,真に役立つものに磨き上げるとともに,今後の研究に発展させることを目指し,更にNHK厚生文化事業団は,成果をまとめて地域に広め,土佐清水市の取組を全国に紹介するとともに,今後,同様の防災キャラバンを全国各地域に合わせた形で展開することを目指していきます。
こうした役割分担を行いながら,「防災キャラバン in 土佐清水市」を通じて,災害時にすべての人の命を救う地域の力を育てたいと考えております。
是非,市民の皆様方の御協力をよろしくお願い申し上げます。

続きまして,平成28年度の決算状況につきまして,御報告させていただきます。一般会計の歳入総額116億2,641万円余り,歳出総額115億196万円余りで,翌年度繰越財源を除いた実質収支では4,280万円余りの黒字となっております。
特別会計では,国民健康保険事業におきまして,3,968万円余りの赤字決算となり,平成29年度予算からの繰上充用により対応いたしましたが,単年度収支では約3,500万円の黒字決算となりました。

  

次に,御寄附の報告をさせていただきます。
土佐清水市連合婦人会 様から「芸能大会」の収益金より,福祉に役立ててほしいと5万円の御寄附をいただきました。目的に沿って大切に使わせていただきます。
埼玉県在住の池知(いけち)三省(さんせい ) 様から,土地約6,605平方メートルの御寄附をいただいたほか,市内天神町の日本キリスト改革派清水教会 (チャン)在珖(ジャクワン ) 様からは,児童福祉の向上に役立ててほしいと,電子オルガン1台を寄贈いただきました。この場をお借りしまして厚く感謝申し上げます。

また,「ふるさと元気寄附金」といたしまして,平成28年度合計で延べ3251名の方々から,昨年度の10倍にもなる4,012万円余りの御寄附をいただきました。この「ふるさと元気寄附金」につきましては,基金に積立しており,今後,目的に沿って有効に活用させていただきます。
この場をお借りしまして厚く感謝を申し上げます。

それでは,ご提案申し上げました各案件について,概要をご説明申し上げます。

報告第6号から報告第13号までは,専決処分した事件の報告についてであります。

報告第6号は土佐清水市議会議員補欠選挙の執行費用に係る平成29年度一般会計補正予算(第1号)525万円を,平成29年4月7日に専決処分した報告であります。

報告第7号から報告第11号につきましては,法改正等に伴う関連条例の改正につきまして専決処分した報告であります。

報告第12号,13号につきましては,土佐清水市債権管理条例に基づく,債権放棄の専決処分についてであります。報告第12号の住宅使用料は平成29年3月27日付けで,報告第13号の水道使用料は,平成29年3月31日付けで,それぞれ債権放棄の専決処分を行いましたので,これを報告するものであります。

議案第29号と議案第30号は,平成29年度予算にかかる補正予算案であります。
一般会計補正予算(第2号)は,新たな三崎保育園や下川口保育園の関連予算1,559万3千円など,子育て・教育環境の充実に計1,659万3千円,地方創生推進交付金を活用し,メジカ産業の復興に向けた取組を推進する水産業振興事業費補助金に3,965万円など,基幹産業の復興と雇用対策関連予算で計4,065万円,下ノ加江地区防災拠点施設関連予算5,842万円など,南海地震・津波対策関連で計5,964万9千円,コミュニティ助成事業交付金490万円,土佐清水市商店街等活性化事業費補助金117万6千円など,活気あふれるまちづくりのための予算として,計729万9千円を計上しております。
この他にも最終処分場単独災害復旧事業360万円などを含めまして,歳入歳出それぞれ合計1億3,049万1千円を補正予算計上し,一般会計予算総額は107億7,574万1千円となります。
特別会計では,介護保険特別会計補正予算(第1号)としまして,介護保険制度改正に係るシステム改修費270万円を補正計上しております。

議案第31号は,雇用保険法の改正に伴う条例の改正を行うものであります。

議案第32号は,児童福祉法の改正に伴う条例の改正を行うものであります。

議案第33号は,介護保険法施行規則の改正に伴う条例の改正を行うものであります。

議案第34号は,清水第三土地区画整理地域における,新たな区域の設定,変更及び廃止について,議会の議決を求めるものであります。

議案第35号と議案第36号は,債権の放棄について議会の議決を求めるもので,議案第35号は市営住宅使用料,議案第36号は住宅新築資金についての債権放棄であります。

議案第37号は,高知県からの負担付き贈与の受納について,議会の議決を求めるものであります。

次に,同意案第1号は,先の人事異動に伴い,中山 優税務課長を,土佐清水市固定資産評価員に選任する同意案でございます。

以上をもちまして,議案提出に当たっての私からの説明を終わらせていただきます。なお細部につきましては,所管課長から説明をいたしますので,何とぞ御審議の上,適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年6月12日
土佐清水市長 泥谷 光信

 

 

※市長の個人ブログ「ドロちゃんの夢は叶う」発信中、ぜひご覧ください。

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