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市長
高知県土佐清水市長
泥谷 光信(ひじや みつのぶ)

 

市長提案理由説明書

  本日ここに,令和4年土佐清水市議会第2回定例会9月第2回会議の開催に当たり,市政の課題等につきまして,所信の一端を申し述べますとともに,令和4年度土佐清水市一般会計補正予算(第5号)をはじめとする提出議案等について御説明申し上げ,議員の皆様及び市民の皆様に御理解と御協力をお願い申し上げます。

  まず,このたびの台風14号は,気象庁が「過去に経験のないような危険な台風」とした上で,大型で猛烈な勢力へ急速に発達していく台風の予想進路となる各地域に対して,高波や暴風雨,土砂災害等への厳重警戒を呼びかけるとともに,宮崎,鹿児島両県に特別警報を発令,四国にも「線状降水帯発生予報」を発表し,対策を行ってまいりましたが,記録的な暴風雨により,九州地方を中心に被害をもたらすこととなりました。

  本市におきましては,18日午前8時11分の気象庁による大雨警報の発令を受け,9時30分に災害対策本部を設置,10時30分には,防災気象情報に基づく5段階ある警戒レベルのうち,高齢者等への避難発令となる「警戒レベル3」を発令するとともに,中央公民館をはじめとする市民センター3か所に避難所を開設,午後1時には,職員体制を第1配備に移行し,19日午後3時の災害対策本部の解散及び午後5時54分の危機管理課体制の解除に至るまで,市内全域の警戒に当たってまいりました。
  この間,中央公民館及び市民センターへ11世帯12名の方が避難し,人的被害は無かったものの,国道321号及び県道宿毛宗呂下川口線への倒木による通行止めや市内各地域における停電,強風による家屋等への被害などが報告され,関係機関との連携・協力により,早期の復旧に努めてまいりました。
  改めて,このたびの台風14号でお亡くなりになられました方々に心からお悔やみを申し上げますとともに,被災されました皆様にお見舞い申し上げ,一日も早い復旧・復興を願っております。

  次に,8月28日執行の土佐清水市議会議員選挙に関連し,市として「危機管理上等,緊急を要する状況等のやむを得ない場合に限り利用できること」を条件に交付した事務分掌表が,選挙活動に利用された件につきまして,関係する方々に対し,多大な御迷惑と御心配をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。
  このことにつきましては,一部新聞等による報道もございましたが,市としましては,「個人情報の不正利用」であるとして,永野裕夫議員に対し,9月1日付けで抗議文書を送付しますとともに,事務分掌表を元にSMS(ショートメッセージサービス)が送信された職員に対し,この間の経過及びお詫びにかかる文書を送付させていただきました。
  これらを受け,永野裕夫議員から9月12日付けで市長宛「謝罪文」が提出され,また,9月16日付けで「確約書」が提出されたところであります。
  今後,市としましては,事務分掌表の在り方について見直しを行うとともに,再発防止策を徹底し,信頼回復に努めてまいります。

  続きまして,全国的に新規感染者数が落ち着きつつある新型コロナウイルス感染症についてであります。
  流行「第7波」により,国内の新規感染者数が連日20万人を超え,高知県においても2,000人を超える記録的な感染者数の中,8月16日には高知県による「BA.5対策強化宣言」が発出され,「感染症対応の目安」におけるステージも最も高い「特別対策(紫)」として取組を強化してまいりましたが,感染者数の減少を受け,9月16日に「BA.5対策強化宣言」が終了し,対応ステージも一段下の「特別警戒(赤)」に引き下げとなりました。
  このような状況の中,9月20日から国内でオミクロン株対応のワクチン接種が開始されました。その対象者は,2回目のワクチン接種を完了した12歳以上の方で,最終の接種から5か月以上経過した全ての方々とされておりますが,国は,年末年始に感染が流行していることを踏まえ,接種間隔の短縮についても検討されております。
  本市におきましては,10月から市内の医療機関で個別接種を開始することとし,まずは,現在4回目接種の対象者のうち,未接種の方から優先的に実施することから,接種対象の方々に順次案内文書を発送してまいります。
  なお,今回オミクロン株対応のワクチン接種対象者へは,接種の時期や年齢を踏まえ,順次接種券を発送することとしております。
  引き続き,市内の医療機関の御支援,御協力をいただきながら,接種を希望される皆様に円滑かつ速やかに実施できますよう取り組んでまいります。

  次に,御寄附等の報告をいたします。
  土佐清水ライオンズクラブ様から,今年も市内の赤ちゃんが誕生した御家庭に対し,「土佐清水に生まれてくれてありがとう」の気持ちを込めて,オーガニックコットンのバスタオル30枚を寄贈していただきました。所管課を通じて各家庭へお渡しいたします。

  また,本市出身で東京都在住の中内義隆様から,昨年の四国遍路に関する版画などの貴重な歴史的資料の寄贈に続き,文化財の保護活動等を目的として,100万円の御寄附を頂きました。

  ジョン万次郎の関係では,東京都に本社を置く,日本ビール株式会社 代表取締役社長である内田茂様より,中濱万次郎を顕彰する活動を目的として,300万円の御寄附を頂きました。
  それぞれ目的に沿って活用させていただきますので,この場をお借りして,厚く御礼申し上げます。

  続きまして,地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について報告させていただきます。
  令和3年度決算に基づく健全化判断比率のうち,実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては,例年どおり赤字ではないため,数値は出ておりません。
  また,実質公債費比率は,昨年度から1.1ポイント改善し,17.4%で,早期健全化基準の25%を下回り,平成28年度の17.9%以来,5年ぶりに18%を下回ることになります。
  将来負担比率につきましては,昨年度から20.8ポイント改善し,80.1%で,早期健全化基準の350%を下回っております。
  次に,公営企業の資金不足比率につきましては,水道事業会計,再生可能エネルギー事業特別会計のいずれも資金不足が生じていないため,数値は出ておりません。
  引き続き,中長期的な視点で効率的な財政運営に努めてまいりますので,皆様の御理解,御協力を賜りますようお願い申し上げます。

  それでは,御提案いたしました各案件につきまして,概要を御説明申し上げます。

  報告第9号は,半島振興対策実施地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定について,令和4年8月31日付けで専決処分した報告であります。

  報告第10号は,土佐清水市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について,令和4年8月31日付けで専決処分した報告であります。

  報告第11号は,益野部消防団による訓練終了後に,使用したホースをホース乾燥塔に干していたところ,6月24日の強風にあおられたホースが,近くに駐車していた車両に当たり損傷を与えた事故にかかる和解及び損害賠償額の決定につきまして,8月2日付けで専決処分した事件の報告であります。

  議案第47号から議案第52号までは,令和4年度予算にかかる補正予算案であります。

  議案第47号「令和4年度一般会計補正予算(第5号)」は,新型コロナウイルス感染症対策事業として,オミクロン株対応のワクチン接種のために必要な体制を整備する経費に2,964万9千円,感染症拡大の影響が長期に及び,経営が悪化している土佐くろしお鉄道中村・宿毛線の安定的な運行維持のための経費として513万2千円,森林環境譲与税を活用した「めぐみの森づくり推進事業」及び「森林を守る担い手育成事業」として499万1千円,高知県出身の植物学者である牧野富太郎博士を主人公にした令和5年度前期放送のNHK連続テレビ小説「らんまん」の放送に合わせた観光客誘客促進事業の一環として,足摺半島の花と食を楽しむツアー造成事業に176万7千円,関連した取組としてジオツーリズムのためにジオパーク推進協議会への補助金273万6千円,市民から要望のある足摺テルメの日帰り温泉再開に向けた改修工事等に2,726万8千円,重度の聴覚障害者で防災行政無線戸別受信機文字表示装置を設置している対象者に光と振動で知らせるシルウォッチシステム配布事業として97万1千円を計上しております。
  また,全国的な資材高騰による工事費の増額補正として,ぐるっと竜串ウエストパーク整備事業に1,368万9千円,津呂地区消防屯所移転建設事業に802万7千円をそれぞれ計上しております。

  このほか,昨年夏の人事院勧告に係る給与法改正案が,昨年冬の一時金支給基準日である12月1日までに成立できなかったことに伴い,本年夏の一時金による減額調整を行ったことや,4月の人事異動等に伴う人件費の減額補正として9,169万8千円,財政調整基金積立金1億6,000万円など,歳入歳出それぞれ合計で2億602万5千円を補正計上し,一般会計予算総額は,101億1,039万7千円となります。

  特別会計では,5会計につきまして,補正予算案を計上させていただきました。

  議案第50号「令和4年度土佐清水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」,議案第51号「令和4年度土佐清水市再生可能エネルギー事業特別会計補正予算(第1号)」及び議案第52号「令和4年度土佐清水市特別養護老人ホームしおさい特別会計補正予算(第1号)」については,昨年の人事院勧告に係る減額調整及び人事異動に伴う人件費を計上しております。

  議案第48号「令和4年度土佐清水市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は,人件費及びシステム改修に係る経費を計上し,議案第49号「令和4年度土佐清水市介護保険特別会計補正予算(第1号)」については,人件費及び令和3年度事業費確定に伴う返還金を計上しております。

  議案第53号から議案第59号までの7件は,令和3年度土佐清水市一般会計歳入歳出決算及び各特別会計の歳入歳出決算の認定についてであります。

  議案第60号は,新型コロナウイルス感染症第7波の拡大による患者の救急搬送を行う消防署職員及び感染クラスターの発生リスクが極めて高い介護施設職員に対し,国家公務員と同程度の防疫衛生手当を支給することができるよう,土佐清水市職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

  議案第61号は,国家公務員退職手当法の改正に伴い,本市の会計年度任用職員にも同様の措置を講ずるため,土佐清水市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

  議案第62号は,地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い,育児休業の取得制限及び要件の緩和等に関し,職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

  議案第63号は,任期付職員の採用に関する規定を整備するほか,議案第62号に関連し,一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

  議案第64号は,国家公務員法の一部改正に伴う職員の定年延長等に関し,地方公務員法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてであります。

  議案第65号は,三崎上水道施設配水池整備工事について,予定価格1億5,000万円以上の工事のため,議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により,議会の議決を求めるものであります。
  なお,本議案は,工期が令和5年3月15日までのため,早期の着手が必要なことから,本日先議をお願いするものであります。
  また,議案第60号から議案第63号については,関係法令等の施行に合わせ10月1日からの施行とするため,議案第65号と併せて,本日先議をお願いするものであります。

  以上をもちまして,議案提出に当たっての私からの説明を終わります。
  なお,詳細につきましては,所管課長から説明をいたしますので,何とぞ御審議の上,適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和4年9月26日
土佐清水市長
  泥谷  光信

 

市長交際費

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