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市長
高知県土佐清水市長
泥谷 光信(ひじや みつのぶ)
 

市長提案理由説明書

  本日ここに、平成30年土佐清水市議会定例会6月会議の開催に当たり、市政の課題等につきまして、所信の一端を申し述べますとともに、平成30年度土佐清水市一般会計補正予算(第1号)をはじめとする議案等について御説明申し上げ、議員の皆様及び市民の皆様に御理解と御協力をお願い申し上げます。

  まず、御報告を申し上げます。議員の皆様には、先日の産業厚生常任委員会で報告し、また新聞やテレビでも掲載・報道されましたが、「特別養護老人ホームしおさい」におきまして本年4月、施設の複数の利用者様に嘔吐や下痢の症状が発生し、幡多福祉保健所の検査の結果、ノロウィルスが検出されました。幸い入院となるような重篤な方はおられず、早期に回復されましたが、発症されました利用者様及び御家族の皆様並びに関係者の皆様には、多大なる御心配と御迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げますとともに、このことを厳粛に受け止め、今後、更に職員の衛生管理を徹底し、利用者様が安心して暮らせる環境づくりと再発防止に向けて、より一層万全を期してまいります。

  さて、4月14日には「第50回土佐宗田節産地入札即売会」が旧清水中学校体育館で開催されました。5年ぶりの開催となりました今回の入札即売会は、50回目にして初めて一般の方にも公開され、宗田節独特の香りのする会場には競りの大きなかけ声が響き、緊張感の中にも活気あふれる入札即売会となりました。
  また、この入札即売会にあわせ、宗田節生産量日本一である土佐清水市から、宗田節の普及促進と知名度の向上、そして新たな魅力を発信するため、初めての試みとなる「宗田節まつり」を同時開催いたしました。
  オープニングセレモニーは、清水高校書道部による「書道パフォーマンス」にはじまり、谷脇高知県水産振興部長、高津日本鰹節協会長など、多忙の中を駆けつけていただいた御来賓の皆様方より御祝辞を賜り、オープニングの最後には、宗田節ブランドマークの発表除幕式も行われました。
  屋内では宗田節商品の販売、市内の小学生やしみず幼稚園園児の皆さんによる絵画展、また屋外においては様々なイベントが行われましたが、この「宗田節まつり」の実行委員はすべて女性スタッフで構成されており、「宗田節」をキーワードにした女性ならではの視点と目配りで、見どころ満載の催しが続き、特に飲食ブースは「宗田節カレー」や「宗田節ラーメン」など宗田節をふんだんに使った、美味しくアイデアにあふれたメニューで大盛況となりました。
  多くの人々が関わり、本市の雇用・経済を支えてきたこの「宗田節」の産地認知度の向上と地域の交流人口の拡大、そして土佐清水市の伝統産業である「宗田節」を末永く後世に伝えるため、関係機関が連携して今後も取り組んでまいります。

  続きまして、下ノ加江地区防災コミュニティセンターが完成し、落成を祝う記念式典が4月15日に開催されました。この防災コミュニティセンターは防災拠点施設として、避難道整備などの「地震・津波から市民を守る」対策から、「助かった命をつなぐ」対策として旧町単位で整備を進め、平成27年度の三崎地区、下川口地区、平成28年度の市街地の防災拠点施設としての機能を有する中央公民館に続き、今回、下ノ加江地区が完成したことで、予定されていた旧町単位の全ての地区で整備が終了いたしました。
  この下ノ加江地区防災コミュニティセンターは下浦地区の高台に位置し、消防屯所を併設した二階建ての建物となっておりますが、今後予想される南海トラフ地震発生時には地震、津波から市民を守る「防災の砦」としての役割とあわせ、地域における自主防災組織活動の取組を通して住民による相互連携を深めながら防災対策が推進できるものと考えております。
  下ノ加江地区防災コミュニティセンターの建築に際し、地元下浦地区をはじめ関係者の皆様の御理解と御協力、そして工事に携われた関係各位の御努力に対し、この場をお借りしまして厚くお礼申し上げますとともに、今後におきましても、市民の命を守り、助かった命をつなぐ対策、さらには被災から迅速に、そして着実に生活を立ちあげる対策に全力で取り組んでまいりますので、皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。

  続きまして、昨年8月に設立されました「集楽活動センター  下川口家」の取組の一環として、ゴールデンウィーク中に「下川口家大家族運動会」「下川口家の直販市」が開催されました。下川口小学校で開催された「下川口家大家族運動会」には、地元の下川口地区の皆様はもとより、運動会に参加するため、関西方面をはじめ各地からたくさんの皆様が帰省され、誰もが無理なく楽しめる競技の数々に参加、お昼休みには各地区が構えた売店が並び交流を深めるなど、大変賑やかな運動会となりました。
  また、昨年に引き続き下川口漁港で開催された「下川口家の直販市」でも、下川口地区以外の皆様や、連休中に帰省されていた皆様にもたくさん訪れていただき、あしずり太鼓の演奏や郷土芸能である「バラ抜き節」が披露されイベントを盛り上げていただく中、ジオパークブースでは「下川口形成実験コーナー」や、「顕微鏡で見る土佐清水市の石の紹介」などが行われ、さらに各地区の特産品や郷土料理を持ち寄った販売ブースでは、今年も昨年同様にあちこちに長蛇の列ができ、用意した商品があっという間に完売となるところもあるなど、大盛況となりました。
  今後におきましても地域の皆様とともに、地域が益々元気になる取組を推進してまいりたいと思います。

  続きまして、平成27年度から進めてまいりました清水小学校改築工事が終了し、4月28日に落成式が執り行われました。建設にあたっては地震に強い構造や安心・安全に学べることを強く意識するとともに、土佐清水らしさをイメージした特色ある外観と内装、仕切りをなくした教室や、1階から2階の空間を利用した「清水っ子劇場」と名付けられた多目的ホールを新設するなどのほか、今後予想される南海トラフ地震の津波避難所としての機能など大きな役目を担う体育館には、防災備蓄倉庫を併設したところであります。
  また、5月12日には学校給食センターも落成式を迎え、念願の市内小中学校での学校給食が6月よりスタートいたしました。
  この学校給食センターは児童生徒から公募して愛称を「スマイル」とし、4月から地元雇用した従業員で準備にあたってまいりましたが、5月には各小中学校でプレ給食を行い、ようやく本格的なスタートとなったところであります。
  学校給食を実施するにあたっては、食育はもちろんのこと、食物アレルギー対策をはじめ、地域経済への貢献や安心安全で新鮮な食材の調達など、地産地消の取組による様々なメリットを考え、地元食材を可能な限り使用することとしており、食育の一環として給食センターを活用し、児童生徒の校外学習や保護者・市民の皆様への給食試食会及び施設見学会にも積極的に取り組んでまいります。

  続きまして、土佐清水ジオパーク構想の日本ジオパーク認定についてであります。
  昨年の日本ジオパーク認定見送りの指摘事項について整理・改善、新たに地域のテーマやジオストーリーを追加したうえで4月に日本ジオパーク委員会へ新規加盟申請書を提出し、5月19日に千葉県幕張メッセで行われた一次審査の公開プレゼンテーションに臨みました。
  土佐清水ジオパーク構想の概要、地質・地形遺産、改善に向けた取組内容や、本市の魅力を事務局から説明したあと、土佐清水ジオパーク推進協議会を代表して、会長の私からジオパークにかける思いをお話させていただき、無事に一次審査を通過、7月に行われる現地審査へ進むこととなりました。
  これまでの推進協議会事務局の努力と、関係者の皆様の御支援・御協力 に感謝しながら認定にむけて、決意を新たにしたところであります。
  現地審査は、3名の審査員によって7月11日から3日間の行程で行われ、ジオガイドによるジオサイトの案内のほか、保全活動や教育活動、地域団体との対話など多岐にわたる内容となりますが、御承知の通り、認定には、地域が一体となった取組が必要不可欠であります。土佐清水市が何故ジオパーク活動を推進するのか。それは、自分達の暮らす「ふるさと」の価値を知り、ふるさとを誇りとして、ふるさとを愛する人を増やし、そして地域ごとの遺産・資源を活用して、自信を持って様々な活動を行い、まちの活気を創り出す。そうすることによって、地域を支える「人」が育つと確信しているからです。大地と自然の恵みに感謝しながら、培ってきた先人たちの生きる知恵と想いを子供達へと繋げ、誇りを持って活動することが、私達世代の使命であり、まさにジオパーク活動は、地域を支える「人づくり」であります。推進協議会では、先週の金曜日に臨時総会を開き、ジオパーク関係者が一致団結して受入態勢の構築、地域の機運醸成を図るため「総力戦会議」を設置して、現地審査までの残された期間、全力で取り組むことを確認したところです。議員各位をはじめ市民の皆様にも是非、認定に向け更なる御支援、御協力をお願いいたします。

  続きまして、平成29年度の決算状況につきまして、御報告させていただきます。
  一般会計の歳入総額109億8,465万円余り、歳出総額107億8,957万円余りで、翌年度繰越財源を除いた実質収支では1億683万円余りの黒字となっております。
  特別会計につきましても国民健康保険事業におきまして累積赤字3,968万7千円を解消し、2,034万円余りの黒字決算となるなど、そのほかの特別会計でも歳入歳出同額又は、黒字決算となっております。

  次に、御寄附の報告をさせていただきます。
  国際ソロプチミスト幡多様からは、昨年に引き続き市民図書館へ3万円の図書カードを御寄附いただきました。この場をお借りしまして厚く感謝申し上げます。
  民間基金団体「J.S.Foundation」様と高知市の株式会社  デューク様、株式会社四国舞台テレビ照明様から、ソーラー式避難誘導灯14基を寄贈いただきました。
  この基金団体はシンガーソングライターの浜田省吾さんらが設立、「HOTARU(ほたる)プロジェクト」と銘打ち、東日本大震災の被災地に明かりを灯すために誘導灯を贈る活動を続けており、大規模災害が想定される高知県でも夜間等の災害時に役立てて欲しいと、今回、本市に寄贈いただいたもので、誘導灯整備が不十分であった避難所や避難路沿い14か所に設置していただきました。この場をお借りしまして厚く感謝申し上げます。

  また、「ふるさと元気寄附金」といたしまして、平成29年度合計で延べ3,381名の方々から、昨年度より100万円以上も上回る4,113万円余りの御寄附をいただきました。この場をお借りしまして厚く感謝を申し上げます。今後、目的に沿って有効に活用させていただきます。
  なお、「ふるさと元気寄附金」につきましては、昨年度、「足摺藪椿再生プロジェクト事業」や「文化財調査及び保護事業」「小児生活習慣病予防健診事業」「ふるさと直送便事業」「土佐清水市ふるさと元気寄附金推進事業」に2,179万2千円を活用させていただきました。この場をお借りしまして、併せて御報告させていただきます。

  それでは、御提案申し上げました各案件について、概要を御説明申し上げます。

  報告第4号から報告第8号までは、専決処分した事件の報告についてであります。

  報告第4号から報告第6号につきましては、法改正等に伴う関連条例の改正につきまして専決処分した報告であります。

  報告第7号につきましては、高知県と工事委託協定を締結し、実施しております工事において、その事業費に変更が生じたことにより委託協定を変更することについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを報告するものであります。

  報告第8号につきましては、平成30年3月30日付けで、土佐清水市債権管理条例に基づき、住宅使用料の債権放棄の専決処分を行いましたので、これを報告するものであります。

  議案第34号は、平成30年度予算にかかる補正予算案であります。
  一般会計補正予算(第1号)として、新規事業となります環境保全促進助成事業に100万円、同じく新規事業となります森林を守る担い手育成事業に33万5千円、商店街魅力向上事業費補助金に50万円など、基幹産業の復興と雇用対策関連予算で計655万7千円、高齢者の生きがいづくりと中山間対策関連予算として、新規事業となります山村活性化対策事業に1,003万9千円、活気あふれるまちづくりのための予算として、コミュニティ助成事業交付金に590万円を計上しております。
  この他にも生活保護システム改修業務241万1千円などを含めまして、歳入歳出それぞれ合計2,644万1千円を補正計上し、一般会計予算総額は97億6,444万1千円となります。

  議案第35号は、老朽化が著しかった清水中学校関係の教職員住宅4戸を解体撤去したことに伴い、条例の改正を行うものであります。

  議案第36号は、放課後児童支援員の基礎資格及び資格要件につきまして基準省令の改正に伴い条例の改正を行うものであります。

  議案第37号は、農業委員会委員の任命につきまして、認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めるものであります。

  議案第38号は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に基づき、消防ポンプ車1台の購入について議会の議決を求めるものであります。

  次に、同意案第7号は、先の人事異動に伴い、沖 比呂志税務課長を、土佐清水市固定資産評価員に選任する同意案であります。

  以上をもちまして、議案提出に当たっての私からの説明を終わらせていただきます。なお細部につきましては、所管課長から説明をいたしますので、何とぞ御審議の上、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。

平成30年4月28日
土佐清水市長 泥谷 光信

 

 

※市長の個人ブログ「ドロちゃんの夢は叶う」発信中、ぜひご覧ください。

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