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令和3年6月14日の市長室

市長提案理由説明書

 本日ここに,令和3年土佐清水市議会定例会6月会議の開催に当たり,市政の課題等につきまして,所信の一端を申し述べますとともに,令和3年度土佐清水市一般会計補正予算(第2号)をはじめとする提出議案等について御説明申し上げ,議員の皆様及び市民の皆様に御理解と御協力をお願い申し上げます。

 先の市長選挙におきましては,市民の皆様の御支持を賜り,引き続き市長として市政の舵取り役を担わせていただくこととなりました。
 選挙戦を通じて市民の皆様とお約束した公約につきましては,誠実に着実に実行してまいりますので,更なる御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 それでは,3期目のスタートに当たり,改めて基本政策について御説明申し上げます。

 これまで2期8年にわたり一貫して取り組んでまいりました「5つの基本政策」を引き続き市政運営の柱として,まず『子どもは宝』子育て・教育環境の充実につきましては,ジョン万スピリットを持ち,ふるさと土佐清水を誇りに想う豊かな人間性を育みながら,デジタル化社会に対応した人材を育成するとともに,ファミリーサポートセンター及び子ども家庭総合支援拠点事業の充実に向けて取組を進めてまいります。また,奨学資金制度の充実化を図ることにより学びの機会を確保するとともに,不妊治療費等助成事業や新生児支援事業の拡充により安心して子どもを産み育てられる環境整備に努めてまいります。

 二つ目の『若者は希望』につきましては,基幹産業である農林漁業・観光業の復興と若者の雇用対策に積極的に取り組みます。なかでも,これまで進めてきたメジカ産業再生プロジェクトの総仕上げを行い,漁業者から飲食・観光を含めた,川上から川下に至るまで各業種の連携により地場産業の復興と新たな雇用創出及び交流人口の拡大を推進いたします。
 また,竜串地域の再整備事業により,昨年オープンし5月28日に来館者20万人を達成しました足摺海洋館SATOUMIや株式会社スノーピークが運営するキャンプフィールドから海のギャラリーに至る,西エリアから東エリアへの環境整備と並行して,ジオパークの活動を推進し,アフターコロナに向けた取組を加速してまいります。
 あわせて,竜串地域の再整備に続き足摺岬・唐人駄場地域の再整備にもすでに着手しており,戦略産業と位置付けている『観光』を核として,交流人口の拡大により市全体への経済波及効果を高めるとともに,新型コロナで疲弊している地域経済の立て直しを図り,商店街の振興にも努めてまいります。

 三つ目の『お年寄りは誇り』につきましては,高齢者の能力活用と生きがいづくりをはじめ,各地域に応じて安心して暮らし続けられる仕組みをつくるため,各地域における介護予防拠点の整備やいきいきサロンの活性化とそれを支援するボランティア及び介護サービスの担い手の育成に努め,地域共生社会の実現を目指します。

 四つ目の『命を守る』につきましては,すべての災害に備え市民の命を守り,命をつなげるための防災・減災対策を強力に推進し,これまでに高台移転等を行った防災拠点施設の有効活用と防災士の育成や自主防災組織の強化など,防災教育も合わせたソフト面の充実を図ってまいります。
 また,災害に強い道づくりとして,高知県の広域道路ネットワーク計画の構想路線に「幡多西南地域道路」として位置付けられた国道321号沿いの高規格道路の開通を目指します。

 五つ目としまして,『絆は力』では,市民と市役所の絆を深め,活気あふれるまちづくりを目指し市民の声を市政に活かします。更に,地域おこし協力隊や移住促進事業の推進により,様々な分野で地域活性化を進めるとともに,住み慣れた地域でいつまでも暮らし続けられるための移動手段の確保に努めてまいります。
 また,ジョン万次郎を縁とする姉妹都市との国際交流の充実やふるさと納税を通じて市外への情報発信を強化することにより,交流人口の増加を目指します。
 さらには,出会い・結婚・新生活支援事業を拡充し,活気あふれるまちづくりを推進いたします。

 これら5つの基本政策を誠実に着実に実行しながら,あわせて,「コロナから市民の命とくらしを守る」ため,これまでどおり「健康」「継続」「暮らし」の3つをキーワードに,当面の課題である新型コロナウイルスワクチン接種を円滑かつ安全・安心に実施できるよう全力で取り組みます。また,新型コロナウイルス感染症対策に対応するための事業継続・拡大応援事業を通じて事業者支援を行うとともに,ジョン万満喫旅行事業の継続推進により新型コロナウイルス感染症収束後を見据えた経済対策や地域電子通貨『めじか』事業をはじめ,高齢者の集いの場応援事業など,生活支援策も継続して取り組んでまいりますので,皆様の御理解・御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 さて,現在,全庁的に取り組んでおります新型コロナウイルスの予防接種の実施状況につきまして,御報告いたします。
 これまで混乱を避けるため,先着順ではなく年齢の高い方から順次送付してまいりました接種券も,去る9日には65歳から69歳までの方々への送付が完了し,引き続き予約状況やワクチンの配分状況などを考慮しながら6月下旬には,基礎疾患のある方や高齢者施設の従事者向けに接種券を送付する予定としております。
 一方,5月17日から開始しましたワクチン接種では,今月13日までに接種券を送付した81パーセントの方々が予約を済ませており,高齢者の62.8パーセントに当たる4,133人が1回目の接種を完了したところであります。
 引き続き医療機関の皆様の御協力をいただきながら,2回目の接種も含め,一日も早く接種を希望する市民の皆様が円滑に接種できますよう全力で取り組んでまいります。

 続きまして,令和2年度の決算状況を御報告させていただきます。
 一般会計の歳入総額126億6,315万円余り,歳出総額124億 3,646万円余りで,翌年度繰越財源を除いた実質収支では,1億5千万円余りの黒字となり,5年ぶりに財政調整基金の取り崩しをしない決算となっております。
 特別会計につきましても,国民健康保険事業におきまして,これまでの累積赤字を解消し,645万円余りの黒字決算となるなど,その他の特別会計も含め,歳入歳出同額又は黒字決算となっております。

 次に,御寄附等の報告をさせていただきます。
 国際ソロプチミスト幡多様から,図書券3万円分を寄贈頂きました。目的に沿って大切に活用させていただきます。
 安倍晴明(あべの せいめい)を主役とした『陰陽師』シリーズがヒットし,全国的にも有名な作家である夢枕 獏(ゆめまくら ばく)様から,ジョン万次郎を語り手として描いた長編小説『白鯨(はくげい)MOBY-DICK(モビーディック)』の直筆原稿を,親交の深い元雑誌編集長である黒笹慈幾(くろささ やすし)様を通じて寄贈して頂きました。ジョン万次郎資料館に展示するなど広く活用してまいります。

 また,「ふるさと元気寄附金」としまして,令和2年度合計で延べ1万5,718人の方々から,総額2億3,131万8,400円の御寄附をいただき,基金から2億1,900万円の繰入れを行い,「農地等維持管理事業」「国立公園環境整備事業」「学校給食実施・運営事業」「観光客誘客促進事業」「ふるさと元気寄附金推進事業」といった事業の財源として活用させていただきました。
 御寄附等頂きました皆様に対し,この場をお借りしまして厚く感謝を申し上げます。

 それでは,御提案申し上げました各案件につきまして,概要を御説明申し上げます。

 報告第4号は,令和3年4月9日に土佐清水総合公園内の横断側溝の欠損により相手方車両に損害を与えた事故にかかる和解及び損害賠償額の決定につきまして,地方自治法第180条第1項の規定に基づき,専決処分した事件の報告についてであります。

 議案第29号から議案第31号までは,令和3年度予算にかかる補正予算案であります。

 議案第29号の一般会計補正予算(第2号)では,足摺岬東側駐車場から岬先端に向かう遊歩道の環境整備や,先の市議会定例会5月会議におきまして指定管理者指定の議決をいただき,新たな事業者のもとで営業が再開される足摺テルメの改修等にかかる観光振興経費として計6,166万6千円,宗田節の生産性向上及び顧客ニーズに応じた宗田節の増産を行うことを目的として新たな設備を整備するための産業振興推進総合支援事業費補助金に1,639万1千円,本市の特産品としてふるさと元気寄附金の返礼品や市外の菓子メーカーとの取引もある足摺黄金糖の製造所の改修等を目的とする,こうち農業確立総合支援事業及び漁業者の育成・確保を目的とする漁業支援事業の補助金として計114万4千円,文部科学省が推進するGIGAスクール構想に基づく小・中学校の一人一台のタブレット整備が昨年度完了し,タブレット及びタブレット内の授業用アプリケーションの使用方法や使用マニュアルが必要となったため,その委託経費として79万2千円,市内の居宅介護支援事業所の介護支援専門員の不足により介護サービスが受けられなくなる事態を避けるためにケアプランの自己作成を支援する職員の雇用に321万2千円,介護保険サービスの低所得者対策として社会福祉法人等が行う利用者負担軽減策に78万6千円,一般財団法人自治総合センターの宝くじ社会貢献広報事業の一環であるコミュニティ助成事業として計1,205万9千円などを計上し,歳入歳出それぞれ合計1億342万4千円を計上し,一般会計の予算総額は105億3,570万円となります。

 特別会計では,再生可能エネルギー事業特別会計補正予算(第1号)としまして,一般会計への繰出金5,000万円を補正計上しており,水道事業会計補正予算(第1号)としまして,県営ほ場整備にかかる配管移設工事費用など3,995万円を補正計上しております。

 議案第32号から議案第36号までは,デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が新たに公布され,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律などの改正に伴い,関係条例を改正するものであります。

 議案第37号から議案第39号までは,新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行及び新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者の属する世帯等に対して減免を行った場合に財政措置が行われることとなったことに伴う関係条例の改正を行うものであります。

 議案第40号は,高知県が実施した唐人駄場園地トイレの改築に伴い炊事棟が温水対応となるため,市が維持管理する設置施設に唐人駄場園地炊事棟を追加する条例の改正であります。

 以上をもちまして,議案提出に当たっての私からの説明を終わります。
 なお,詳細につきましては,所管課長から説明をいたしますので,何とぞ御審議の上,適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和3年6月14日
土佐清水市長
  泥谷  光信

 

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