トップページ各課一覧市長室

市長室

photo_mayor.jpg
高知県土佐清水市長
橋本 敏男(はしもと としお)

 

市長提案理由説明書

  本日、議員各位には何かとご多用の中、令和8年土佐清水市議会第2回定例会9月第2回会議にご出席をいただき、心から御礼申し上げます。
会議の開催に当たり、提出させていただきました議案等の概要説明を申し上げ、議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 まず、去る7月28日に発生いたしました令和8年熊本地震により、熊本県内の広い地域で甚大な被害が発生しております。
 本市といたしましては、被災された皆様の1日も早い生活再建と、被災地の復旧・復興を願い、その支援の一助として、日本赤十字社を通じ、熊本県に義援金100万円を寄附いたしましたので、ご報告申し上げます。
 また、被災地からの要請に応じ、熊本県氷川町(ひかわちょう)に、本市の第1陣として、9月16日から9月25日までの向こう10日間、職員を派遣し被災自治体の業務・人的支援を含め、被災地の一日も早い復旧・復興に向けて、本市としてできる限りの支援を行ってまいります。

 さらに、全国各地において線状降水帯などにより、甚大な豪雨被害が相次いでおります。
 千葉県、石川県、富山県、福井県、秋田県、北海道、青森県など、全国各地で記録的な大雨となり、河川の氾濫や浸水、土砂災害などが発生しております。
 これらの地震や豪雨により、尊い命を失われた方々に対しまして、心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
 本市といたしましても、今回の地震や豪雨を決して対岸の出来事とすることなく、改めて災害への備えの重要性を認識し、市民の皆様の生命と財産を守るため、防災・減災対策のさらなる充実に努めてまいります。

 次に、足摺海底館についてご報告申し上げます。
 足摺海底館は、1972年の開館以来、長きにわたり本市の代表的な観光施設として、多くの観光客の皆様に親しまれてまいりました。
 本年4月には、ジョン万次郎を主人公とした大河ドラマの放映が決定し、今後、多くの観光客の増加が期待される中、足摺海底館が連絡橋の老朽化に伴う安全性の観点から、本年5月より休館となっております。
 こうした状況を受け、今後の再開について、高知県観光開発公社において検討が進められてきました。
 去る8月31日、高知市で高知県観光開発公社の定時取締役会が開催され、出席してまいりました。
 取締役会では、足摺海底館の再開に向けて必要となる連絡橋の架け替えや本体修繕等について、高知県観光開発公社からは「現状において数億円規模の資金を新たに調達することは困難であり、また、今後の事業運営を考えた場合、必要となる投資に見合う回収を見込むことも困難である」との説明がございました。
 その結果、高知県観光開発公社としては、足摺海底館の再開を断念し、本年9月30日をもって営業を終了する方針が示されました。
 私は、取締役会におきまして、土佐清水市長として、足摺海底館は本市を代表する観光施設であり、これまで半世紀以上の長きにわたり、市民や観光客の皆様に親しまれ、地域観光振興を支えていただいた施設であることから、何とか存続していただきたいとの思いを申し上げました。
 一方で、「連絡橋の架け替えをはじめ、再開のためには多額の投資が必要となり、そのことが今後の経営を大きく圧迫することが想定される」との説明を受けました。
 足摺海底館を残したいという思いは、私自身、今も変わるものではありません。
 しかしながら、事業者としての経営の継続性や将来的な負担等を総合的に考えますと、高知県観光開発公社が示した再開断念の方針について、取締役の一人として賛同せざるを得ないと判断いたしました。
 なお、今回の方針につきましては、本日、高知市で開催されております高知県観光開発公社の臨時株主総会において、正式な最終判断がなされる予定となっております。
 これまで本市の観光振興に大きく貢献していただいた足摺海底館の営業終了は断腸の思いであり、大変残念な結果として重く受け止めております。
 今後につきましては、足摺海底館がこれまで果たしてきた役割や、足摺・竜串地域が持つ観光資源としての価値を次の世代につないでいくため、関係機関とも協議しながら、本市の今後の観光振興についてしっかりと取り組んでまいります。

 次に、来年1月16日に開催を予定しております、第10回目となる「土佐清水ジョン万まつり」について申し上げます。
 今回は、中浜万次郎の生誕200周年という節目の年に当たることから、記念式典を開催するとともに、今後2年間にわたり展開する「ジョン万EXPO」のスタート宣言を予定しております。
 「ジョン万EXPO」はジョン万次郎を核として、本市の歴史や文化、食、観光など、地域の魅力を市内外に広く発信するとともに、市民の皆様と一緒になって、交流人口の拡大や地域経済の活性化につなげていく取組であります。
 また、高知県が実施する大河ドラマを生かした博覧会「どっぷり高知旅博」とも連携し、官民一体となって取組を進めることで、大河ドラマの放送を契機として生まれる人の流れや本市への関心を、一過性のものとすることなく、将来にわたる観光振興や地域の活力につなげてまいります。

 次に、ご寄附についてご報告申し上げます。
 国際ソロプチミスト幡多高知様から、図書購入のために3万円分の図書カードを、土佐清水ライオンズクラブ様から、出生した赤ちゃんに配布するためのバスタオルをご寄附いただきました。
 また、企業版ふるさと納税として、株式会社大塚商会様から、防災対策に役立てていただきたいとの趣旨で、19万2千円のご寄附をいただきました。
 この場をお借りしまして、ご寄附を賜りました皆様に、厚く御礼申し上げます。

 続きまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてご報告申し上げます。

 令和7年度決算に基づく健全化判断比率のうち、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、いずれも赤字が生じていないため、数値は算定されておりません。
 また、実質公債費比率につきましては、前年度より1.4ポイント減少し、14.8パーセントとなりました。早期健全化基準である25パーセントを下回っております。
 一方、将来負担比率につきましては、前年度より13ポイント増加し、31.9パーセントとなりましたが、早期健全化基準である350パーセントを下回っております。
 次に、公営企業の資金不足比率につきましては、水道事業会計及び再生可能エネルギー事業特別会計のいずれにおいても資金不足が生じていないため、数値は算定されておりません。
 今後におきましても、財政状況を的確に把握し、中長期的な視点に立った効率的かつ健全な財政運営に努めてまいりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 それでは、ご提案いたしました案件につきまして、概要をご説明申し上げます。
 議案第40号から議案第43号までの4件は、令和8年度予算に係る補正予算案であります。

 議案第40号一般会計補正予算(第4号)における主な内容としましては、ジョン万関連事業費として3,244万4千円、地域電子通貨めじかによる物価高騰対策として、市民1人あたり3千円分のポイントを一斉給付する費用として3,379万3千円、同じく地域電子通貨めじかによる事業者支援のために実施する還元キャンペーンとして3,033万円、市街地を巡回するまちバスを運行する事業に173万8千円、個別外部監査業務委託料として300万円を計上しております。

 このほか、財政調整基金積立金7,000万円など、歳入歳出それぞれ合計で2億4,271万5千円を追加計上しております。

 特別会計では、3会計につきまして、補正予算案を提出させていただきました。
 議案第41号介護保険特別会計補正予算(第2号)では、介護情報基盤の整備に伴う介護保険システム改修費として381万7千円を計上しております。

 議案第42号再生可能エネルギー事業特別会計補正予算(第1号)では、地域の再生可能エネルギー活用に関するアドバイザーの派遣に係る経費として38万2千円、再生可能エネルギー事業推進費の積立金として400万円など532万1千円を計上しております。

 議案第43号特別養護老人ホームしおさい特別会計補正予算(第1号)では、介護請求システムの更新及び記録システムの導入費として865万6千円を計上しております。

 議案第44号から議案第50号までの7件は、令和7年度土佐清水市一般会計歳入歳出決算及び各特別会計の歳入歳出決算の認定についてであります。

 議案第51号は、学校教育法の改正により、障がい種別を超えた複数の障がいに対応できる柔軟な教育体制と、地域の小中学校への支援を実現するため、条例の一部を改正するものであります。

 議案第52号は、事業所内保育所における専門職の活用を可能とするとともに、職員配置基準の改善について、条例の一部を改正するものであります。

 議案第53号は、土佐清水食品株式会社に対する利益相反取引の検証等、財務及び事務執行の適正性について、客観的かつ専門的な検証を行う個別外部監査契約を締結するため、議会の議決を求めるものであります。
 
 議案第54号は、土佐清水市地域食材供給拠点施設である足摺黒潮市場について、売却するにあたり、予定価格2,000万円以上の財産処分となるため、議会の議決を求めるものであります。

 議案第55号は、土佐清水市が清水第三土地区画整理組合に対して有する貸付金の対価として、清水第三土地区画整理組合が所有する保留地等を代物弁済により取得することについて、予定価格2,000万円以上の財産取得となるため、議会の議決を求めるものであります。

 議案第56号は、土佐清水市が指名競争入札した宿泊型多文化共生コミュニティ施設改修工事(電気設備)について、最低制限価格の情報漏洩があり、入札妨害をした罪等により、事業者との契約解除や、設計書・工期の修正、事業者の再入札等の損害を被(こうむ)った件について、損害賠償請求の訴えを提起したいので、議会の議決を求めるものであります。
 なお、本議案につきましては、すみやかに手続きに取りかかりたいため、本日の先議をお願いするものであります。

 以上をもちまして、議案提出に当たっての説明を終わります。
 なお、詳細につきましては、所管課長から説明いたしますので、慎重にご審議の上、適切なる議決を賜りますよう、お願い申し上げます。

                        

令和8年9月18日
土佐清水市長 橋本 敏男

  

市長交際費

市長交際費

 


このページに関するお問い合わせ
担当:土佐清水市 企画財政課 秘書係

住所:〒787-0392 高知県土佐清水市天神町11番2号

電話:0880-82-1113 内線:204

ファックス:0880-82-2882

メールフォーム

最近の市長室

Copyright Tosashimizu All Rights Reserved.
ページの先頭へ