見残湾は、周囲約800mの小さな湾で、水深約6m以内の浅い水域に、造礁サンゴの群落が点在し現在も成長しています。
見残し湾の1月の平均表面水温は17℃程度と、造礁サンゴの成長に必要な水温である20℃以下になることから、熱帯地域に見るような一大群落には成長できないと言われていますが、シコロサンゴ群体としては国内最大です。
この造礁サンゴ群落は、シコロサンゴの他にもテーブルサンゴで知られるクシハダミドリイシのほか、キクメイシ・ウミバラなどからなり、ビワガライシ・シロガヤ・ウミシダ・ガンガセなどの水生動物も棲息し、クロホシイシモチ・ソラスズメダイ・べラをはじめ多種、多様な魚類の住み家にもなっており、色や形も様々で海底のパラダイスを造っています。
詳細情報
| 高知県指定文化財 | |
|---|---|
| 種別 | 記念物(天然記念物) |
| 指定年月日 | 昭和39年6月12日 |
| 所在地 | 土佐清水市三崎字南千尋地先 |
| 所有者等 | 環境省 |
| 形状 | 東西約300m 南北約250m 周囲約800m |
| 問い合わせ先 | 生涯学習課 |
| 電話番号 | 0880-82-1257 |
| メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |










