大勝金剛曼荼羅は、室町時代の作で全国的にみても数少ない貴重な別尊曼荼羅です。
この曼荼羅は、軍陣修法の礼拝対象で、戦陣での持ち運びの利便性を考慮し小型に作られ、中尊は「身手を現じ、十二臂を具す、智拳の印を持し、また五峯金剛、蓮華、摩尼、羯摩、鈎、索、鏁、鈴、智剣、法輪の十二大印を持す、身は千葉大白蓮華に住し、身色は日の如く五髻の光明、その光、無主にして十方に遍じ、面門微笑す」と大正蔵に記されているとおり、金剛薩捶の所変とされています。
写真提供:土佐清水市の指定文化財第6集より
詳細情報
| 土佐清水市指定文化財 | |
|---|---|
| 種別 | 有形(絵画・彫刻) |
| 指定年月日 | 昭和59年2月15日 |
| 指定番号 | No.70 |
| 所在地 | 土佐清水市足摺岬字足摺山214番1 |
| 所有者等 | 金剛福寺 |
| 形状 | 長さ 53cm 幅 40cm |
| 問い合わせ先 | 生涯学習課 |
| 電話番号 | 0880-82-1257 |
| メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |









