狛犬は、神社や寺院などで魔よけや守護のために門前に置かれ奈良時代に高麗から伝えられたと言われています。通常狛犬には、呵形(口を開いたもの)と吽形(口を閉じたもの)があり、向かって右に呵形・左に吽形が置かれることになっています。
檜材の一木造りで彩色は剥落し、両像とも前足先を磨消しており、呵形は上顎を失っています。
鬣を長く後ろに垂らし、先端を巻き髪とする形ですが、前面は風化のため目鼻が明確ではない状態です。
この白山神社の狛犬は、呵吽一対として作られたもので、彫りの強さや前脚をついて立つ像の姿勢から安土桃山時代の作と言われています。
詳細情報
| 土佐清水市指定文化財 | |
|---|---|
| 種別 | 有形(絵画・彫刻) |
| 指定年月日 | 昭和39年7月15日 |
| 指定番号 | No.26 |
| 所在地 | 土佐清水市足摺岬字白山1351番1 |
| 所有者等 | 白山神社 |
| 形状 | 左側 高さ 57cm 幅 30cm 右側 高さ 53cm 幅 30cm |
| 問い合わせ先 | 生涯学習課 |
| 電話番号 | 0880-82-1257 |
| メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |










