呉須皿鉢は、明代中期から清代初期にかけて福建省竜溪県の石碼窯で製作され、室町時代から江戸時代初期に渡来したものと言われています。
この鉢は、二代目土佐藩主山内忠義が寄進したものとされ、素地は灰白色の磁質で洗練された自由な筆致の草花竜文が呉須(藍色染料)染付(芙蓉手)で描かれていて、高台には焼成された時に付着した砂がそのまま一面に残っており、外箱に南京大砂鉢足摺山と記してあります。
写真提供:土佐清水市の指定文化財第6集より
詳細情報
| 土佐清水市指定文化財 | |
|---|---|
| 種別 | 有形(工芸品) |
| 指定年月日 | 昭和39年7月15日 |
| 指定番号 | No.44 |
| 所在地 | 土佐清水市足摺岬字足摺山214番1 |
| 所有者等 | 金剛福寺 |
| 形状 | 高さ 9cm 直径 40cm |
| 問い合わせ先 | 生涯学習課 |
| 電話番号 | 0880-82-1257 |
| メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |









