阿弥陀三尊とは、阿弥陀如来とその両脇侍(観音菩薩と勢至菩薩)の三尊を言い元町の蓮光寺の阿弥陀三尊は、阿弥陀如来の中品下生の来迎印や両脇侍の像容から浄土来迎をあらわす三尊とされています。豊かな本躰と円満な面相の作りは威厳と慈悲に満ち、その両側に少し前かがみの姿勢をとって相対して立つ聖観音と勢至菩薩は、やわらかい肌のふくらみ・裳裙の褶・天衣の曲線等、大変美しく気品と尊厳を示しています。
この阿弥陀如来及び両脇侍立像は鎌倉時代の作と言われ、市内では金剛福寺の像とともに五指に入る大作で、阿弥陀三尊の大作は県下的にも数少ないと言われています。
詳細情報
高知県指定文化財 | |
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種別 | 有形(彫刻) |
指定 | 平成8年4月30日 |
所在地 | 土佐清水市元町11番1号 |
所有者等 | 蓮光寺 |
形状 | 阿弥陀如来像 像高 129cm 聖観音像 像高 82cm 勢至菩薩像 像高 79cm |
問い合わせ先 | 生涯学習課 |
電話番号 | 0880-82-1257 |
メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |