移住者同士のネットワークを深めつつ移住者と地域の人々、旅人が出会い交流できる場作りがしたいです！
事務職／岡林 佐枝子さん（54歳）
- Uターン
- 土佐清水市出身
- 移住時期
- 2015年7月
- 前職
- 看護師
- タイムスケジュール
移住を考えはじめたきっかけ
高知市で看護師や保健師として、ホスピス（終末ケア）や地域に関わる仕事をしていましたが、いろいろな人たちの人生を見ることで、残された時間を両親と過ごしたいと思うようになったことがひとつですね。もうひとつは私を育ててくれた土佐清水市に、今までの経験を活かして役に立つことをしたいと思ったことです。
都会から戻って感じたこと
長年、土佐清水を離れていたので、もう一度この地域を知りたいと思い、又、仕事上いろいろな市内を周ることが多く、いろいろな人と接することができました。やっぱり昔ながらの商店が少なくなってきたことや空き家が増えたことが寂しかったですが、それでも地元の人ががんばって地域のために働いている姿を見て、自分も元気をもらいました。
移住してからのこと
ひとりでも多くの人に土佐清水市の素晴らしさを伝えたく、2年前から保健師の仕事の傍ら、自宅を利用して県内外の友人や知人をご招待し、観光の案内や移住者の方との交流の橋渡しをしています。今までに約170名の人をおもてなししてきましたが、みなさん本当に土佐清水を楽しんで好きになってくれています。これからも、もっともっといろんな人に土佐清水を知ってもらいたいと思います。
よかったこと、苦労したこと
人と人、人と地域を繋ぐことで出来る新しい出会いや体験ができたことですね。 そうしたことで土佐清水に移住を決めて来られる人や、定期的に遊びに来てくれる人が増えて、地域が元気になっていくことが嬉しいです。
これから移住される方へアドバイス
よく地域にとけこんでという言葉を耳にしますが、Uターンである私でも、そう実感できるようになったのは、つい最近です。 まずは地域を知る。そのためには、地域の人、もっと具体的に言うと隣近所さんと深く関わっていく中で、わかってくる事のように思います。あせらず、のんびり、ゆっくり．．．。そうすれば、いつのまにか見える風景も特別から日常に変わっていくのだと思います。