弘法大師が金剛福寺を建立した際に発見した石。
この岩のゆるぎにより心の善悪を試すと言われています。
平安時代の中頃、賀登上人と弟子の日円上人が補陀洛(お釈迦様の住む浄土のこと)に渡海せんとしたとき、 日円上人が先に渡海していったので非常に悲しみ、岩に身を投げ、かけ落ちる涙が不増不滅の水になったと言われています。
この亀石は自然石で、弘法大師が亀の背中に乗って燈台の前の海にある不動岩に渡った亀呼場の方向に向かってあります。
岩の上に小さなくぼみがあり、汐が満ちているときは水がたまり、引いているときは水がなくなると言われ、非常に不思議とされています。
この地に生えている笹はこれ以上大きくならない笹だといわれています。
大師が一夜で華表(とりい)を作らせようとしたが、夜明け前にあまのじゃくが鳥の鳴真似をしたため、夜が明けたと勘違いし、 やめたと言われています。
大師がここから亀を呼び、亀の背に乗って前の不動岩へ渡り、祈祷をおこなったとされています。
大師が開山の際に、爪で「南無阿弥陀仏」と六字の名号を刻んだと言われています。
その他にも【地獄の穴】や【阿字石】といった箇所があり、多くの見どころがある不思議な場所です。